そもそも生命保険ってなに？簡単に説明して
生命保険は、大きく分けて２つの役割を持っています。
２つの役割とは、「死亡保険」と「医療保険」。
- 死亡保険は、あなたが死亡したときや、高度障害を患ってしまい、働くことができない状態になった場合に保険金が支払われます。
- 医療保険は、病気になってしまったり入院した場合に、一時金や日額給付金を受け取れます。
加入する保険会社によって、保障される病気やケガの種類は異なります。
自分が加入している保険はどんな状況で保険金を払ってくれて、どのくらい保険金をもらえるのか、確認してみましょう。
生命保険に入っておくと安心！その理由
万が一のときに遺族にお金を残してあげられる
病気になったときの心の負担を減らせる
わたしは多分、メンタルがあまり強いほうではありません。
たぶん、がんやその他の難病にかかっていると知ったら、不安で押しつぶされる気がします。
- 自分が長生きできるかも分からないうえに、医療費でお金もかかる。
- 入院が長期化したら、医療費がいくらかかるのか想像もつかない。
病気にかかったストレスが原因で、精神も弱っていく未来が目に映るようです・・・。
そんな医療費の不安を少しでも和らげるために、生命保険に入っています。
日本には高額医療費制度があるため、病気になったとしても、そこまで大きなお金は必要ないかもしれません。
とはいえ、病気で働けないのに貯金はどんどん減っていくのは、メンタルに響きます。
今のうちにちゃんと貯金しておけば、病気になってもすぐに困ることはないはずです。
ですが、自分の性格を考えると、万が一のときに保険に入っていなかったらすごく後悔する気がする。
仮に同じ金額が出ていくとしても、わたしは健康なうちに払っておいたほうが精神的に楽だと思います。
お金で安心を買っていると思っています。
（オマケ）保険に入ると少しだけ税金を優遇してもらえる
これはわたしにとってはオマケみたいなものですが、
毎年支払う保険料のうちの一部を所得から控除してもらえます。
つまり、保険に入っておくと税金が少しだけ安くなるんです。
ただし、計算方法は複雑なので説明は省きますが、どれだけ保険料を払っていても年間の節税額としては１～２万円程度。
保険に入った場合の節税効果は期待しないほうがいいです。
わたしが保険屋さんからこんな説明をされたら、その保険には入りません笑
と一気に警戒モードになります。
これから誰かに生命保険を売り込もうと思っている人は、節税効果は強くアピールしないほうがいいかも？
保険に入る必要がない人ってどんな人？
保険に入るべき理由として、わたしの考えをお伝えしましたが、
一方で以下のような人は保険に入る必要がない人もいると思っています。
- 十分な資産があって、万が一のときもお金の心配がない人
- お金を残してあげるべき相手がいない人や、家族と不仲で残す気がない人
- 強靭なメンタルを持っていてお金が減っていく不安に勝てる人
- そもそもお金がなさ過ぎて生命保険料が家計の負担になっている人
保険というのは、たとえるなら「高級な”転ばぬ先の杖”」です。
絶対に転ばないという自信がある人や、転んでも問題ないという自信があれば、杖は必要ないですよね。
それに、お金がないのに無理に高級な杖を買っている場合じゃない。
生命保険も同じです。
将来になにが起こるか不安だから、多くの人は保険に入っています。
でも、お金の心配がない人や、将来への不安がない人が保険に入る必要はありません。
また、お金を残してあげたい相手がいなければ、死亡保険は入る意味が全くありません。
いまの生活が苦しいなら、まずは今の生活を改善するほうが先で、将来の心配は後回しでいい。
あなた自身のライフプランや性格に応じて生命保険に入るかどうかを決めると良いでしょう。
まとめ。心配性な人は保険に入ろう
今日の記事をまとめると、こんな感じです。
- 生活の心配をさせたくない人がいるなら、生命保険に入っておこう
- メンタルが強くない自覚がある人は、生命保険に入っておこう
- 強靭なメンタルを持っているなら生命保険に入る必要はないかも
生命保険料というのは、不安を取り除いて安心を買うための出費です。
「万が一」に備えるためのものなので、基本的には払い損になる場合が多いです。
損を覚悟で将来の不安に備えるか、自力でなんとかするためのお金を蓄えるか。
どちらが正解というものではないので、あなたの性格やライフプランに合わせて生命保険を検討してみてください。
あなたにとって最適な生命保険を見つけるためには？
では、どんな生命保険のプランに入るのが一番いいのでしょう？
実は、誰にでもピッタリな生命保険のプランというのは存在しません。
あなたの家庭環境や収入、万が一にいくら手元に残したいかなどによって、最適な生命保険のプランは異なるからです。
保険屋に相談したら最後、あなたの不安をあおって高額なプランの加入をおすすめされるだけですよ。
あなたにとって最高の生命保険に入りたいなら、特定の保険会社に雇われていないファイナンシャルプランナー（FP）に相談するのが一番です。
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