こんにちは、定時帰宅サラリーマンのひろはらです。
あなたは職場で、こう思った経験はありませんか?
- なんでみんな、効率の悪い仕事の進め方をしているんだろう?
- なんでみんな、仕事が遅いんだろう?
サラリーマンをしていると数えきれないほど、周りの仕事ぶりに疑問を覚えることがあると思います。
あなたから見るとサボっているように感じるくらい、仕事がのんびりしている人もいるかも。
そんなとき、
みんな熱意が足りないな。みんながやる気を出すように、自分が率先してやってやろう
と頑張りたくなるかもしれません。
でも、これはサラリーマンとして働き続けるなら、やらないほうがいいんです。
今日はそんな、サラリーマンの不思議について考えてみます。
目次
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サラリーマンは頑張りすぎちゃいけないの?
なぜ、率先して仕事を頑張ってはいけないのでしょう?

理由は2つあります。
- あなただけが頑張っても効果が持続しないから
- 周りの反発をまねく危険があるから
詳しく見ていきましょう。
1 あなただけが頑張っても効果は持続しない
まず、あなたひとりが頑張れば、あなたの仕事はスピーディーに処理することができます。
そして、他の人の仕事にも手を出す余裕ができるかもしれません。
でも、どれだけあなたが頑張ったとしても、仕事が効率的になるのは、あなたがその職場に在席している間だけです。
しかも、あなたが頑張りすぎることで、あなたの職場に配置される人間の数が削減される可能性があります。
もともと非効率な仕事をしている人ばかりだったから、少し人員カットされても問題ないよ!
と、優秀なあなたなら考えるかもしれませんね。
でも、あなたが人事異動でその職場から出て行くことになったとしたら、どうなるでしょう。
あなたが職場に来る前と出た後で、仕事の量は変わっていません。
なのに職場の人数は減っていますから、ひとりあたりの仕事量が増えてしまいます。
なのに職場の人数は減っていますから、ひとりあたりの仕事量が増えてしまいます。
あなたが在席していたときは効率的な仕事の進め方をしていたから、残業なんてほとんどなかったはず。
でも、周りの人が仕事の進め方を変えずに非効率な仕事をしていたら、当然ですが残業が増えてしまいます。
でも、周りの人が仕事の進め方を変えずに非効率な仕事をしていたら、当然ですが残業が増えてしまいます。
となると、あなたがいなくなった途端に残業が増えることになります。
さて、あなたがいなくなった途端に残業が増えたという事実が残った場合、人事担当はどう評価するのでしょう?
もしかしたら、「この人はすごく優秀だから仕事を上手に回していたんだな」と評価するかもしれません。
もしかしたら、「この人はすごく優秀だから仕事を上手に回していたんだな」と評価するかもしれません。
でも、「あなたがちゃんと仕事を引き継いでいかなかったから残された人が苦労している」という風にも見えませんか?
それに、「あなたがいたときは残業しなくてもできていたということは、みんなサボっているだけだ」と人事が判断した場合。
あなたが去った後、残業を申請しても認められないブラック職場に変貌してしまう可能性もあります。
ブラック職場を生み出した原因はあなただと、逆恨みする人も出てくるかも・・・。
あなたひとりが頑張っても効果は一時的で、むしろあなたに対する評価が下がる可能性すらあるのです。
2 周りの反発をまねく危険がある
職場にはさまざまな考え方の人間がいます。
一生懸命働いて、会社に貢献したいと考えている人もいるでしょう。
でも一方で、ほどほどの仕事をして、ほどほどの給料をもらって、ほどほどの肩書きで社会人生活を終えたい人もいるのです。
そして、そのような考え方の人間が上司である可能性もあるのです。
日本社会は基本的に年功序列ですから、あまり仕事ができない人でも、年を取ればある程度は出世します。
そのような上司の下で、あなただけが頑張っていたら、目を付けられて嫌がらせされるかもしれません。
そのような上司の下で、あなただけが頑張っていたら、目を付けられて嫌がらせされるかもしれません。
上司でなくとも、あなたの考えに賛同しない同僚が多数派だったとしたら、かなり人間関係で苦労することになるでしょう。
日本の社会人でうつ病に苦しむ方がたくさんいますが、うつ病になる最たる原因は、職場の人間関係です。
日本には「出る杭は打たれる」というイヤな言葉があるように、他の人の足を引っ張ることを生きがいに感じる陰湿な人間が非常に多いのです。
頑張りすぎると職場内の人間関係で苦労することになるかもしれません。

じゃあどうすりゃいいのさ!!
日本で安定してサラリーマンを続けたいなら、
- 周りとレベルを合わせて、実力を出し切らずに働く
- 和を乱さずに、周りのレベルを引き上げる
- 自分のレベルに合った会社に入りなおす
このどれかを選ぶことになります。
1 周りとレベルを合わせて、実力を出し切らずに働く
本気を出せば1時間もあれば十分終わるような仕事でも、周りに合わせて丸一日を費やしてゆっくり終わらせる。
定時までに終わらなければ、残業を申請して、お小遣い程度の残業代をもらいながらのんびり働く。
そうすれば、周りからの反発もありませんし、安定してサラリーマンを続けられます。
2 和を乱さずに、周りのレベルを引き上げる
でも、能力の高いあなたなら、きっとそれじゃあ満足できないですよね。
じゃあ2番目の、周りのレベルを引き上げればいいのです。
じゃあ2番目の、周りのレベルを引き上げればいいのです。
- 仕事をマニュアル化できるところは徹底的にマニュアル化する。
- 高度な能力を必要とする仕事は徹底的に周りを教育する。
- あなただけ頑張るのではなく、周りを巻き込んでレベルアップしていく。
そうすれば、仕事はどんどん効率化します。
ただ、あなたのように情熱をもって仕事をしているわけではない人や、のんびり働いている同僚を放置してきた上司は快くは思わないでしょう。
どれだけあなたが頑張って周りを引っ張っても、ついてこれないどころか足を引っ張ってくる人はいます。絶対に。
3 自分のレベルに合った会社に入りなおす
ここで第3の選択肢です。
もしも、あなたが今の会社に強い思い入れがないのであれば、あなたが満足できる職場を探すのが最適解でしょう。
周りのレベルを引き上げるというのは、すごくエネルギーが必要です。
誰にでもわかるように業務をマニュアル化して。
意識が低い同僚には付きっきりで指導して。
上司からは目を付けられないように忖度して。
そこまでして周りのレベルを底上げするだけの情熱をキープできるなら、いまの職場に残るべきです。
でも、そこまでの情熱がないなら、あなたが身を置く環境を変えたほうが簡単です。
周りの仕事の効率の悪さにストレスを感じながら働くよりも、あなたと同じくらい優秀な人に囲まれて働いたほうが有意義な人生を送れます。
当然ですが、優秀な人がたくさんいる会社のほうがお給料も多いです。
転職活動も、なかなかエネルギーを使うでしょう。
でも、最近は転職エージェントが優秀なので、新卒で仕事を探していた当時よりも簡単かも。
でも、最近は転職エージェントが優秀なので、新卒で仕事を探していた当時よりも簡単かも。
いまの環境に不満があるなら、転職も視野に入れてみてはどうでしょうか。
まとめ。
世の中には、効率が悪い働き方を続ける人がたくさんいます。
そういう人と歩調を合わせずにあなただけが頑張って効率よく仕事をしても、仕事の効率化は長続きしません。
それだけでなく、頑張っているあなたを見て、足を引っ張ってくる人が出てくるかも。
あなたに取れる選択肢は、
- 実力を発揮せずにダラダラ周りに合わせて働くか
- 周りのレベルを引き上げつつ上司にも忖度するか
- レベルが高くて満足できる会社に転職するか
この3つです。
もしも職場には不満があっても会社には愛着があるとか、会社を離れたくない理由があるなら、もちろん転職を考える必要はありません。
転職を強くおすすめするわけではありませんから。
転職を強くおすすめするわけではありませんから。
ただ、会社に思い入れもないし環境にも不満があるというのなら、転職活動を始めるのが幸せへの近道かも。
最近の転職サービスはエージェントが優秀で、手厚いサポートを無料で受けながら転職ができます。
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自分が周りに合わせるか、身を置く環境を改善するか、身を置く環境を別の場所に変えるか。
あなたのキャリアを考えるうえでどれが良いのでしょう。