【アンガーマネジメント】怒りっぽい性格を直したい!怒りっぽくなる4つの原因とは

怒らなくてもいいのに、ついつい怒ってしまうことってありますよね。

さっきはつい怒っちゃったけど、怒らなければ丸く収まったのに・・・!

なんて、カッとなって怒ってしまったことを後悔することは誰しも経験があると思います。

 

  • 部下が指示したとおりに仕事をしてくれない
  • 友人に約束をすっぽかされた
  • 後輩にどんなにアドバイスしても聞いてくれない
  • 子どもが全然言うことを聞いてくれない

日常にはつい怒ってしまうような場面が、本当にたくさんあります。

 

怒るようなことをする人がいるから、こっちも怒っちゃうんだよ。怒りたくて怒ってるわけじゃないよ!

たしかに、私たちは怒りたくて怒っているわけではない、と自分では思っています。

 

怒られる人にも原因はあるでしょう。

でも、同じことをされても、悟りを開いているかのようにまったく怒らない人もいますよね。

つまり、よく怒る人というのは、自分自身の中に怒りっぽくなる原因がある場合が多いんです。

 

ついつい怒ってしまう人は、気づかないうちにストレスをため込んで、怒りっぽくなっているのかも。

怒りの原因を取り除けば、あなたも怒らない人になれるかもしれません。

 

今回は、怒りっぽい人に不足している4つの原因を紹介します。

 

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怒りがわいてくる4つの原因とは?

森瀬繁智さんは『「怒る」以外の方法を知らないだけなんだ』という著書の中で、怒りがわいてくる原因は以下の4つが原因だと指摘しています。

  1. 睡眠不足
  2. 運動不足
  3. 栄養不足
  4. 勉強不足

ひとつひとつを細かく見ていきましょう。

睡眠不足が原因で怒りっぽくなっている

勉強でも仕事でも、遊びであっても、やりすぎで寝不足になった経験があると思います。

寝不足のときは心に余裕がなかったと思いませんか。

睡眠は最も簡単で、最も効果的なストレス解消の方法なので、睡眠不足に陥るとイライラしやすくなります。

私も数年前、仕事が忙しくて3時間しか眠れない日が続いたときは、すごくイライラしていました。
当時の上司の方が「仕事はいいから寝てこい!」と言ってくれて、仮眠を取ったらかなりスッキリしたのを覚えています。

当時の私はきっと、周りの人から見て心配になるくらいイライラしていたのだと思います。
反省するとともに、「ぜったいに睡眠時間は確保しなければ!」と決意しました。

 

仕事でも育児でも、忙しいと寝不足になりがちです。

でも、寝ないとストレスも解消できずにたまっていくし、怒りっぽくなるし、頭の回転もにぶくなるし、何もいいことがありません。

やるべきことを後回しにしてでも、仮眠を取るなどして睡眠不足にならないようにしましょう。

 

運動不足が原因で怒りっぽくなっている

一日中家の中にいると、なんとなく気分が悪くなったり、一日を無駄にしたような虚しい気持ちになったことはないでしょうか。

また、仕事で立て込んでいて、ずーっとパソコンの前に座っていると、ものすごい疲労感やイライラがたまっていると感じることはないでしょうか。

もしかすると、運動不足でストレスが発散できていないことがマイナスの感情の原因かもしれません。

走ったり筋トレをしなくても、少し外に出て数十分でもいいから散歩すると、気持ちがスッキリします。

 

運動することで、ドーパミンというホルモンが分泌されます。
ドーパミンは、幸福感の向上だったり、ストレスの解消作用があるとされています。

運動以外でも、趣味に没頭したり美味しいものを食べることでもドーパミンは分泌されます。

ただ、健康状態が乱れると幸福感は低くなります。

食事や趣味だけで十分幸せだとしても、適度な運動を心がけましょう。

 

栄養不足が原因で怒りっぽくなっている

毎食カップラーメンの生活をしたことはありますか?
1日くらいならそこまで苦ではないですが、ずっと続くと体調が悪化してきます。

カップ麺でなくとも、栄養が偏った生活を続けていると、栄養不足で体調を崩したり、イライラしやすくなります。

健康のためにも、ストレスを溜め込まないためにも、栄養のある食事を心がけましょう。

すごく不健康な生活を送っているけどなぜか病気もせず健康体で、心穏やかな人もいますが、かなりのレアケースです。
一般的な人はどこかに不調をきたすので、マネしないように!

 

嫌いなものを無理に食べる必要はありません。

無理な食生活が原因でストレスを感じて怒りっぽくなっては元も子もありませんからね。

どうしても好き嫌いでうまく摂取できない栄養素は、サプリメントで補ってもいい。
ハイカロリーだからといって大好きな高カロリーのスイーツやスナック菓子を我慢しなくても、別の日の糖質を減らして調整すればいい。

気持ちよく食事することを最優先で、栄養を取りましょう。

 

勉強不足が原因で怒りっぽくなっている

周りの人が、自分が分からないことで盛り上がっていたり、自分の知識不足でトラブルになってしまったりすると、つらいですよね。

勉強して知識をたくわえることで、日常で怒りを覚える機会を減らすことが出来ます。

 

勉強とはいっても、別に古文や漢文、物理学や数学など、学生時代に苦手だった勉強をやり直すという意味ではありません。

周りの人が芸能ゴシップ好きなら、芸能ゴシップのニュースを見るとか。

漫画や小説の話題で盛り上がることが多いなら、たくさん本を読んでみるとか。

ビジネスパートナーと良好な関係を築きたいなら、ビジネス書を読むとか、セミナーに参加してみるとか。

あなたの人生の役に立ちそうな勉強だけをすればいいのです。

 

ちなみに、イギリスの大学での研究結果によると、6分間の読書によってストレスの68%が軽減されるそうです。

読書して勉強するだけでストレス解消にもなって、さらに学んだことを生かせれば仕事や生活もうまくいき、幸せを感じる機会が増えていきます。

勉強したおかげで仕事で活躍できれば、収入も増えてさらに幸せになれるかもしれません。

いまの職場でなくても、転職するとか起業するときに勉強したことが役立つかもしれません。

スキマ時間で勉強して、知識をたくさん身に付けてみましょう。

まとめ

もし自分が怒りっぽいと自覚しているなら、以下の4つが原因でないか確認してみましょう。
  1. 睡眠不足
  2. 運動不足
  3. 栄養不足
  4. 勉強不足

不足していると感じる項目があれば、今からでも不足しているものを取り戻しましょう。

睡眠不足だと感じているなら、こんなブログ読んでないですぐに寝てください。
運動不足だと感じているなら、こんなブログ読んでないで散歩に行きましょう。
栄養不足だと感じているなら、こんなブログ読んでないでお料理をしましょう。
勉強不足だと感じているなら、こんなブログが少しでも役に立つと幸いです。